小学3年生でサッカーを始め、尼崎朝鮮初中級学校でプレー。高校は名門・滝川第二高校に入学。2年生より兵庫県選抜と
なり、加地亮(FC東京)や播戸竜ニ(ヴィッセル神戸)らとプレー。また、単独チームとしては背番号10としてインターハイ・全日本ユース選手権・全国高校サッカー選手権に出場。1998年、京都パープルサンガに入団するが、2シーズンを過ごして1試合の出場に留まる。2000年に韓国の強豪・城南一和に移籍し、持ち前のパスワークと群を抜く運動量を武器にして見事レギュラーポジションを獲得。さらにはその活躍が当時の韓国代表監督ホ・ジョンムの目に留まり、2000年5月28日にソウルで行われたユーゴスラビア代表との親善試合でA代表デビュー。その後、エジプト戦では初ゴールを挙げ、チームを勝利に導く。 2001年と2002年のKリーグでは、城南一和の連覇に貢献。JリーグからKリーグへの移籍、在日韓国人のKリーグ入団・韓国代表入りはいずれも韓国サッカー史上初のことであった。2003年から、生まれ育った神戸に戻り、ヴィッセル神戸でプレー。その高いプロ意識と献身的なプレーで、チームに貢献。今シーズンは上位進出への更なる活躍が期待される。
シーズン | 所属チーム |  | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | チームタイトル |
1998 | 京都パープルサンガ | J1 | 0(0) | 0(1) | 0(0) | |
1999 | 京都パープルサンガ | J1 | 1(0) | 0(0) | (0) | |
2000 | 城南一和 | KOR | 30(0) | − | − | |
2001 | 城南一和 | KOR | 20(1) | − | − | リーグ優勝 |
2002 | 城南一和 | KOR | 19(1) | − | − | リーグ優勝 |
2003 | ヴィッセル神戸 | J1 | 13(0) | 1(0) | 3(1) | |
2004 | ヴィッセル神戸 | J1 | 26(0) | 6(0) | 1(0) | |
2005 | ヴィッセル神戸 | J1 | 33(2) | 6(0) | 1(1) | |
2006 | ヴィッセル神戸 | J2 | 43(10) | − | 0(0) | |
2007 | ヴィッセル神戸 | J1 | 31(4) | 6(0) | 2(1) | |
2008 | ヴィッセル神戸 | J1 | 6(0) | 1(0) | 2(1) | |
2009 | ヴィッセル神戸 | J1 | 22(5) | 4(0) | 1(0) | |
通算 | | | | | | |
※KOR=韓国リーグ。表内の数字は出場試合数、カッコ内の数字は得点数です。
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